リオネル・メッシの脇役という立場から抜け出す意味もあったのか、ネイマールは昨夏バルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍する道を選んだ。当然PSGではスーパースターとして迎え入れられたわけだが、PSGに移籍した後もネイマールの周辺は何かと騒がしい。
今でもバルセロナ復帰案、レアル・マドリード行きなど移籍に関する話題が出ており、PSGにいつまで留まるか分かりにくい状況だ。ネイマールとしてはPSGでチャンピオンズリーグを制覇してバロンドールを手にしたいとの思いもあるだろうが、昨季は決勝トーナメント1回戦でレアルに敗れてしまった。今季はグループステージでリヴァプール、ナポリと激突する不運もあり、まだ決勝トーナメントに進めるか分からない状況にある。
ネイマールがPSGでプレイを続けるべきかは賛否両論分かれるところだろうが、世界のサッカーファンはどう思っているのだろうか。英『Express』は、「ネイマールはどの移籍の判断をすべきか？」と題したアンケートを実施している。
選択肢はPSG残留、バルサ復帰、レアル行き、その他の4項目だが、興味深いことに最も票が入ったのは43%でバルサ復帰だった。それに次いで37%がレアル行き、15%がPSG残留、その他が5%だった。
やはりバルセロナでリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとともに組んだMSN再結成こそサポーターが求めているものなのだろうか。このユニットの破壊力は凄まじく、史上最高のトリオとの呼び声もあったほどだ。
レアルではクリスティアーノ・ロナウドの後継者との立場に収まることになるはずで、チームの柱になれるのは間違いない。PSG残留の票が思うほど伸びなかったが、ネイマールはどのような判断を下すべきなのか。
