アヤックスのオランダ代表フレンキー・デヨングは、今最も注目されている若手選手の一人。今冬か来夏にビッグクラブ同士の獲得レースが勃発される可能性があるが、バルセロナが獲得に向けて一歩リードしているようだ。
バルサは主力選手の高齢化に伴い、若手選手を積極的に獲得する動きを見せている。今シーズンもウィンガーのマウコムや加入後すぐにフィットしたアルトゥールと選手が該当し、昨季は当時まだ20歳だったウスマンヌ・デンベレをチームに加えている。次の移籍市場でも、デヨングの他にマタイス・デリフト、アドリアン・ラビオといった選手を狙っているようだ。
ただ若手選手が欲しいのはどのクラブも同じで、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティはデリフト獲得に7000万ユーロ（約90億円）の資金を用意していると言われ、リバプールも6000万ユーロ（約78億円）から交渉する準備ができている。バルサはオランダでも高い人気を誇るクラブであり、ロヨハン・クライフやマルク・オーフェルマルスといったアヤックスのレジェンドもバルサでプレーしていた。名誉をとるか別のものをとるか、デリフトの今後が気になるところだ。
