日見夢大橋が完成(多良見―芒塚) 長崎道4車線化事業

 長崎自動車道の4車線化事業で建設した「日見夢大橋」(長崎市芒塚町、373・5メートル)が完成し、20日に渡り初め式があった。これにより、「長崎多良見インターチェンジ(IC)-長崎芒塚IC」(8・3キロ)で建設していた全6橋が完成した。
 同事業は長崎自動車道の「長崎多良見IC-長崎IC」を4車線化する。事業費は446億円。日見夢大橋は2016年1月に着工した。「長崎多良見IC-長崎芒塚IC」の工事進捗(しんちょく)率は10月末時点で73%。同区間は今後、舗装工事などを終えて本年度中に開通する見通し。
 式には自治体関係者や工事関係者らが出席。西日本高速道路(NEXCO西日本)九州支社長崎高速道路事務所の中尾和広所長が「多良見-芒塚は仕上げの段階。1日も早い完成を目指す」とあいさつした。日見幼稚園(同市網場町)の園児20人による太鼓の演奏と歌の披露があり、テープカットと渡り初めで橋の完成を祝った

テープカットで橋の完成を祝う関係者=長崎市芒塚町

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