日鉄住金テックスエンジ、鹿島支店の社宅完成 「NSスーパーフレーム工法」を活用

 日鉄住金テックスエンジ(社長・藤野伸司氏)は、茨城県神栖市にある鹿島支店の社宅「立野住宅」の建て替え工事を完了した。

 新社宅は、新日鉄住金が開発した薄板軽量形鋼造による建築工法「NSスーパーフレーム工法」による3階建て1棟(45戸)で延べ床面積3235平方メートル。社宅の刷新で社員の福利厚生の充実などにつなげる。

 鹿島支店は新日鉄住金・鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)の設備工事などを担当する拠点。新社宅は同支店で働く社員らが利用し、すでに入居が始まった。入居に先立ち15日には現地で竣工式を行った。

 従来の立野住宅は3棟あった。このうち老朽化していた1号棟(40戸)と2号棟(30戸)を解体し、その跡地に新社宅を建設した。残りの3号棟(40戸)も解体する予定。

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