どうしたドイツ代表…… 勝利逃し40年ぶりの不名誉な記録

公式戦で白星が遠いドイツ代表。オランダ戦で2点のリードを守り入れず photo/Getty Images

今夏のロシアW杯で史上初のグループリーグ敗退を経験するなど、チームに陰りが見え始めたドイツ代表。W杯以降も苦戦が続いているが、40年ぶりとなる不名誉な記録を打ち立ててしまった。

19日に行われたUEFAネイションズリーグのグループリーグ最終戦で、オランダ代表をホームへ迎え入れたドイツ代表。ティモ・ヴェルナーとレロイ・サネのゴールで前半を2点リードして折り返すも、終了間際の85分、90分と立て続けに失点し、2-2で痛恨のドローで試合を終えている。この結果、ドイツ代表は未勝利(2分2敗)のまま降格が決まった。

オランダ代表戦のドローで、ドイツ代表は直近の公式戦5試合で勝利がない。データサイト『opta』によると、同国代表が公式戦で5試合も連続で白星を逃したのは、1978年から1979年にかけての6戦未勝利(同国史上ワースト)以来とのことだ。

はたして、ドイツ代表はこの不振から脱出することができるのか。これまで順調だったレーヴ体制だけに、これからの指揮官の手腕にも期待したい。

ドイツ代表の直近5試合の結果が以下の通り

6月27日 韓国代表(ロシアW杯)0-2
9月6日 フランス代表(H)0-0
10月13日 オランダ代表(A)0-3
10月16日 フランス代表(A)1-2
11月19日 オランダ代表(H)2-2

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