デリカD:5、ド迫力フェイスを手に入れた新型ディーゼル仕様が登場
2018年11月21日、三菱自動車は新型「デリカD:5」の予約注文受付を開始した。価格は約385万円~約425万円(税込)の予定。発売は2018年度内を予定している。
ミニバンとSUVの長所を融合させたデリカD:5は、2007年1月から販売を開始。アウトドアレジャーを積極的に楽しむユーザーを中心に人気を博している。
今回の改良では、内外装デザインの変更や、パワートレイン・安全装備の改良が行われたことで、商品性が大きく向上した。
なお、今回新型となったのは同車のディーゼル仕様のみ。ガソリン仕様は旧型が継続販売される。
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新型デリカD:5 内外装の特長
新型デリカ D:5は、オールラウンドミニバンとしての特長を継承しながら、内外装の上質感が大きく向上。ジェントルな力強さが表現されたデザインとなった。
フロントマスクは、三菱のデザインアイコンであるダイナミックシールドと、縦型マルチLEDヘッドランプが採用され、押し出し感が強く感じられる顔つきになっている。
また、今回は新たに「アーバンギア」と呼ばれるグレードが設定された。アーバンギアのエクステリアでは、ソリッドかつクリーンな印象のメッキグリルが採用されたことで、都会的で洗練されたイメージが表現されている。
内装もリニューアルされ、上質さがアップ。車体姿勢がつかみやすくワイド感が感じられるデザインとなった。
新型デリカD:5 パワートレインの特長
新型デリカD:5に搭載されるパワートレインは、2.2リッタークリーンディーゼルエンジンと新開発8速オートマチックトランスミッションの組み合わせ。従来モデルと比べ、パワフルかつ静かでなめらかな走りへと進化した。
また、遮音・吸音についても対策が施されており、優れた静粛性を実現している。
電子制御4WDシステムは、新たにヨーレイトフィードバック制御を追加することで、車両の旋回運動を的確に判断。ドライバーのハンドル操作に忠実な車両挙動を実現した。
また、ディーゼルエンジンの排出ガスをクリーンに浄化する尿素SCRシステムを三菱初採用。AdBlue(高品位尿素水)により、NOx(窒素酸化物)を安定して浄化する。
新型デリカD:5に搭載された安全装備
新型デリカD:5では、従来から要望の多かった予防安全技術「e-Assist」を新規採用。衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]や後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]、後退時車両検知警報システム[RCTA]などにより、安全性を高めた。
新型デリカD:5、東京オートサロンに参考出品決定!
新型デリカD:5は、2019年1月11日(金)、12日(土)、13日(日)に開催される東京オートサロンに参考出品されることが決定している。そのド迫力フェイスを、現地で実感してみてはいかがだろう。