『西郷どん』鈴木亮平 瑛太とのオフショットにファン安堵

NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』(日曜午後8時)で主演を務める俳優の鈴木亮平(35)が20日、オフィシャルブログを更新。劇中で最後の別れをした大久保利通を演じる俳優の瑛太(35)との2ショットを公開し、ファンから安堵の声が上がっている。

同ドラマは、薩摩藩の下級武士の長男に生まれ、2度の島流し、3度の結婚を経験し、幕末志士の一人として「勇気と実行力」で時代を切り開いた男。明治維新の立役者でありながら、最期は新政府との戦いに散った西郷隆盛の生涯を描く。 鈴木は、西郷隆盛の18歳から死没する49歳までを演じる。

第四十三回(11月18日放送)の副題は「さらば、東京」。西郷(鈴木亮平)の朝鮮使節派遣はすでに決定したはずだった。しかし、政府に復帰した大久保(瑛太)は、猛然と使節派遣に反対し留守政府を担ってきた西郷らと対立を深めていく。そして、大久保と岩倉(笑福亭鶴瓶)の策謀により、朝鮮使節派遣は延期させられてしまう。その強引なやり方に抗議し、西郷や江藤(迫田孝也)らは政府を辞職。西郷は、鹿児島に帰ることを決め、盟友の真意を知るため大久保家を訪ねる。

鈴木は、おなじみ「西郷どんこぼれ話」と題してブログを更新。「一蔵の全てを覚悟した目、見据える先の日本、それら全てを分かった上で、最後にもう一度腹を割って話したかった」と振り返り、「あのシーンは、僕と瑛太くんがこの一年間積み上げてきたものの集大成となった気がしています」と綴り、瑛太との2ショットを公開した。

続けて、「東京での軍服姿もこれで最後ということで、記念に写真を撮ってみました」と軍服姿を公開しながら、「ここで問題です。この写真のポーズは、一体何のポーズでしょう?」とクイズを出題。

正解は、「難易度高めですね。が、ひょっとすると鹿児島の方々には簡単な問題かもしれません。正解は…ドドン」と鹿児島にある軍服姿で凛々しく佇む南洲翁の銅像写真を公開し、「この姿こそ、当時の人たちの心にあった西郷さんの印象なのかもしれませんね。
ちなみに、「東京での軍服姿も最後」と書きましたが、鹿児島に帰っても西郷さんは「陸軍大将」の肩書きを返上したわけではなく、取り上げられてもいません。陸軍大将のまま鹿児島に帰った西郷さん。果たして、またいつかこの軍服に袖を通す時は来るのでしょうか」と綴った。

最後は、「来週の西郷どんは『士族たちの動乱』。明治政府の推し進める大改革によって居場所を失った元武士たちの不満が爆発します。その波が鹿児島にも押し寄せる中、隠居生活を送る吉之助はどのように動くのか」と見どころをアピールし、「いよいよ最終回へのカウントダウンが始まります。是非ご覧下さい」と呼びかけブログを締めくくった。

この投稿にファンは、「吉之助さんと一蔵どんの奇跡の笑顔のツーショットほっこり」「一蔵どんとの写真もみるとホッとします」「吉之助と一緒にいる一蔵どんは笑顔の写真が多くて仲の良さが滲み出でますよね笑」と安堵の声や、2人のラストシーンに「涙、涙でした」「最高の回」「一蔵どんとのシーンは涙が溢れで止まりませんでした」「2人の絆は 無くならない盟友と思ってます!」「西郷さん 大久保さん最後の対面シーンは………やはり すごかったです」「最後の大久保利通の涙はいろいろな思いが甦ってきてとても感慨深いものがありました」「泣けました!」「何とも、切なかったです」「凄い、凄い、素晴らしかったです!!亮平さん、瑛太さんの魂に心揺さぶられました!」「永久保存版」と称賛の声が殺到している。

NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』(日曜午後8時)第四十四回「士族たちの動乱」は、11月25日放送。政府を離れ、鹿児島に戻った西郷(鈴木亮平)は、畑仕事や狩りなどの静かな毎日を過ごすはずだった。しかし、桐野(大野拓朗)たちが次々と政府を辞め、鹿児島に戻ってきてしまう。政府に対して不満を持つ全国の士族たちは爆発寸前だった。そんなとき、佐賀では江藤新平(迫田孝也)がついに兵を挙げるが、大久保(瑛太)が率いる政府軍にあっという間に破れる。逃亡する江藤は鹿児島へ向かい西郷に助けを求める。

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