プレミアリーグでは代表期間明けからいきなりビッグマッチが実現する。4位に食らいついているトッテナム・ホットスパーと今シーズン公式戦未だ負けなしのチェルシー。ロンドンの強豪同士の一戦は、果たしてどちらが制するだろうか。
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今夏に一人も補強しなかったトッテナムは今シーズン序盤からケガ人の多さに苦しめられている。9月から太腿を痛めたヤン・ヴェルトンゲンと同様に、太腿のケガでムサ・デンベレも欠場中。前節にはキーラン・トリッピアーが鼠径部を負傷し今節の出場は絶望的で、左サイドバックのダニー・ローズも離脱している。
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トッテナムは今季のリーグ戦で9勝3敗と一度も引き分けていない。前回の対戦ではトッテナムがチェルシーに3-1と勝利しているが、今節も勝利すれば1987年8月以来の対チェルシーでリーグ2連勝となる。マウリシオ・ポチェティーノ監督は今シーズンのリーグ戦でホーム2勝2敗。敗戦はどちらも”ビッグ6”相手に喫したものだ(リバプール、マンチェスター・シティ)。また、デル・アリはチェルシーとの相性がよく、直近の公式戦4試合で5ゴールを挙げている。
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チェルシー好調の要因の一つに、ケガ人が少ないことが挙げられる。クロアチア代表MFマテオ・コバチッチがイングランド戦で負傷したものの、軽度のものですぐに復帰する見通し。その他に大きなケガを負った選手はおらず、万全のスカッドで今節に臨む。
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チェルシーは今シーズン、公式戦18試合で1度も負けていない(14勝4分け)。トッテナムとのリーグ戦では21回クリーンシートを達成しており、チェルシーが最も無失点に抑えた3クラブのうちの一つである(エバートン、ニューカッスル・ユナイテッド)。また、最後にウェンブリーで両者が顔を合わせたのが昨シーズンの第2節で、その時はマルコス・アロンソの2ゴールでチェルシーが勝利を収めている。