恐竜に興味津々 川崎で子ども向け講演

 恐竜について絵本とクイズで楽しく学ぶ講演会「恐竜のお話」が17日、川崎市高津区の高津市民館で開かれた。川崎西ロータリークラブの主催。

 講演会は「高津区子ども・子育てフェスタ」の一環。地域の小学校の児童や保護者ら約500人が参加した。

 講師は「恐竜博士」として知られる、国立科学博物館標本資料センター長の真鍋真さん。真鍋さんは自身が改訂版を監修した「せいめいのれきし」(バージニア・リー・バートン著)という絵本を用いながら、恐竜が徐々に鳥類に進化する過程を子どもたちに分かりやすく解説した。

 子どもたちは「どうして福井県からたくさんの恐竜の化石が出るの」などと活発に質問を投げ掛け、恐竜への興味が尽きない様子だった。参加した市立坂戸小学校(同区)5年生の女子児童は「今日のお話で、恐竜のことをもっと知りたくなった」と目を輝かせていた。

恐竜のお話講演会

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