中小企業を支援 経営の「未病状態」理解を 横浜

 中小企業経営者がさまざまな視点から経営について学び、業績向上につなげる「第30回記念かながわ経営カンファレンス」が22日、横浜市港北区のホテルで開かれた。

 県中小企業家同友会と県の共催。「企業経営の未病改善と企業変革支援プログラム~自社点検で業績アップ~」をメインテーマに、経営者ら約250人が意見を交わした。

 特別報告として黒岩祐治知事が講演。「健全と不振の間で変化する経営の『未病状態』を理解し、早く相談することが大切」と指摘し、早期の対応で業績を改善した事例を紹介した。

 第2部では、全員参加型経営や新規事業開拓、障害者雇用などをテーマにした五つの分科会が開かれた。

かながわ経営カンファレンス

© 株式会社神奈川新聞社