現在ルーカス・ビグリア、ジャコモ・ボナヴェントゥーラ、マテオ・ムサッキオ、マッティア・カルダーラ、ダヴィデ・カラブリア、ハカン・チャルハノールらが怪我で離脱しているミラン。
そのうちカラブリアとチャルハノールは重傷ではないものの、他の選手は少なくともあと2ヶ月程度は必要だと考えられている。
そこでクラブは1月のマーケットで補強を考えていると言われており、複数の候補がメディアにあがってきた。
今回『Gianluca Di Marzio』は「ミランはウディネーゼのアルゼンチン代表FWロドリゴ・デ・パウルを獲得しようとしている」と伝えている。
デ・パウルは1994年生まれの24歳で、2016年にバレンシアからウディネーゼに加入したウインガー。今季は10試合で5ゴールと得点力を開花させており、大きな注目を集めている選手だ。
ミランは月曜日にエージェントのYou First Sportsと会談を行う予定となっており、移籍の可能性について話し合うという。
また、『Gazzetta dello Sport』は「ミランはチェルシーのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンを狙っている」と伝えている。
昨季アントニオ・コンテ監督の下でブレイクしたクリステンセンであるが、今季はなかなか安定した出場機会を得られず。
ミランは先日DFギャリー・ケイヒルの獲得を考えていると伝えられたが、同じチェルシーで苦戦している若手CBにも関心を寄せているようだ。
ただ、他にも獲得候補は様々に伝えられている。
最も最優先で狙っているというのはズラタン・イブラヒモヴィッチ(LAギャラクシーFW)とステーファノ・センシ(サッスオーロMF)だという。
ディフェンスではブラジル代表DFロドリゴ・カイオ(サンパウロ)がポールポジションにあると言われているが、上記のケイヒルやクリステンセン、さらに引退したはずのニコラス・ブルディッソ、アトレティコ・マドリーのディエゴ・ゴディンらも候補だそう。
そしてサイドバックではリヨンで出番を失っているオランダ代表DFケニー・テテを獲得に動いているとも。
中盤にはセスク・ファブレガス(チェルシーMF)の噂もある。また、アヤックスのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク、セビージャのフランス代表FWウィサム・ベンニェデルもリストアップされているものの、彼らは1月の獲得はかなり難しいと考えられているようだ。
「野戦病院」となっているミラン。ファイナンシャル・フェアプレー制度の監視対象になっている状況で、あまりお金が使えない中、どのような選手がやってくるのだろうか?