ケバブ用語集
■シシケバブ
トルコ語でシシは「串」を意味し、串に刺して焼いたお肉を串ごと、または串から外し、皿に盛って出すのが一般的。牛肉、羊肉、鶏肉などがあり、見た目はバーベキューに近い。アラブ圏や「シークカバーブ」と呼ぶインドなど、広く食されている。
■シャシリク
ロシアや中央アジアの串焼き料理。シシケバブと同じ語源とされ、サーモンケバブやシーバスケバブなど魚介系、ベジタブルケバブのメニューが特徴的。
■スブラキ
ギリシャの串焼き料理で、バーベキューのように調理する。その点で次項のギロと異なるが、通常ピタでくるんで食べるのは同じ。
■ギロ/シャワルマ
ドネルケバブと原理は同様で、何枚も重ねて塊になった肉の棒を火であぶる料理。ギロはギリシャ系で、オスマン帝国時代のトルコから伝わったとされる。「ギロピタ」としてお肉とフライドポテト、トマト、ヨーグルトなどをはさんだピタサンドのような形で出てくるスタイルが人気。アラビア語で「回転」を意味するシャワルマも同様の料理で、エジプト、モロッコ、ヨルダンなど中東、アフリカで食べられ、フィリピンにも流通する。
■キャバーブ・カバーブ
キャバーブはイランのケバブ。以東のインドやパキスタン、アフガニスタンではカバーブなど。ピラフと同じ語源の米料理「ポロウ」と食べることも多い。
■チェバプチ
ボスニアヘルツェゴビナ、セルビアなどバルカン半島版ケバブ。ルーツはオスマン帝国とされる。
NYで堪能、奥深きケバブワールド 七面鳥の次はケバブを食す②
- Published
- 2018/11/23 12:06 (EST)
- Updated
- 2018/12/11 12:59 (EST)
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