トライソでレバーブレーキ入門!機能・インプレを詳しく解説 トライソはダイワが発売するレバーブレーキリール。前作から50グラムの軽量化を果たし、エントリーモデルとは思えない完成度。気になる新機能は?シーバスにも使える?疑問を解決してトライソの魅力を詳しく解説します!

トライソについて

トライソはダイワから発売されているレバーブレーキリールで、磯釣りやウキフカセ釣り入門に最適なリールです。

2016年モデルのトライソは前作から大きな進化を遂げており、新設計のボディや新機能を数多く携えています。

ウキ釣り・シーバスで人気

レバーブレーキといえば、磯や堤防でのウキ釣り用のリールですが、近年ではシーバスのルアーフィッシングでも人気があります。

トライソの特徴

エントリーモデルの16トライソですが、パフォーマンスも優れており、ダイワの先進技術がふんだんに取り入れられています。

ここでは、そんな16トライソの特徴をご紹介します。

海水を遮断するマグシールド

NASAが開発した磁性流体(マグオイル)を用いた、マグシールドがローター部に採用されています。

摩擦のない軽やかな回転と高い防水能力を実現し、初期性能を長期間維持することが可能。波しぶきを被りやすい磯での釣りには、とくに重宝します。

粘り強いATD

設定したドラグ値に対し、より忠実にラインを送り出す新システムのドラグが搭載されました。

魚の引きに追従する滑らかなラインの送り出しにより、細ラインを使用した際でも、急な魚の突っ込みによるラインブレイクを回避します。

新形状のエアローター

ローターの形状を大幅に改良し、負荷が分散するデザインにしたことで、軽量化と強度アップを実現。逆転のスピードも高速化されており、素早く竿を立て直せます。

軽量かつ高剛性のザイオン

ダイワが開発した高密度カーボン樹脂『ザイオン』をボディのメイン素材に採用しました。

金属を含まないカーボン素材のため、高剛性・軽量・高耐食性の3拍子が揃います。

トライソのインプレ

レバーブレーキリールに精通した編集部が、16トライソをインプレしてみました!

とても軽い

16トライソの重量は280グラム。ボディ形状を大幅に見直したことにより、前作の13トライソの330グラムから、50グラムもの軽量化を実現しました。

上位機種であるトーナメントISOやインパルトと同様、レバーが完全に露出する新ボディが特徴的です。

2500番はビギナー向け

2500番のスプールは、逆テーパー形状を強めたファーストテーパースプールを採用しています。

ライン放出時に適度なブレーキがかかることで、ライントラブルを防ぐため、入門者にも扱いやすい設計です。

耐久性もGOOD

マグシールドの採用で、従来のトライソよりも初期性能を長期間維持することが可能となりました。

使用後は冷水で洗い流し、しっかり乾燥させることが大切。波しぶきやエサの汚れが付着するフカセ釣りでは、マグシールドの恩恵は絶大です。

おすすめは2500H-LBD

16トライソの中でも、おすすめの番手は2500H-LBD。

ファーストテーパースプールによってライントラブルが少なく、レバーブレーキリールの主流になりつつあるハイギアは、魚に先手を取らせないための強い武器となります。

トライソでシーバス

ウキ釣り用のレバーブレーキリールですが、近年ではシーバスのルアーゲームにおいても人気が高まっています。

レバーブレーキによって、シーバスのエラ洗いによる針外れを防げることがメリットです。

シーバスでも使える滑らかな巻き心地

16トライソは5個のボールベアリングを搭載しており、巻き心地がスムーズ。リールの滑らかさが求められる、ルアーゲームでも通用する巻き心地です。

おすすめは3000H-LBD

シーバスゲームでは飛距離が求められるため、ファーストテーパースプールを採用しない3000H-LBDがおすすめ。

剛性も高く、巻き上げ力も十分。ATDにより、ランカーサイズのシーバスも余裕をもってキャッチできます。

クスを超えた完成度

エントリーモデルという位置付けの16トライソですが、その完成度は非常に高く、ダイワのこだわりが詰まっています。

ウキ釣り入門者はもちろんのこと、中上級者やルアーマンにもおすすめしたい1台です。

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