ウェーディングスタッフとは
ウェーディングスタッフとは、悪路を歩くときの補助に使う、トレッキングポールのようなアイテム。ウェーディングゲームにおいて、様々な危険からアングラーを守ってくれます。
今回は、このウェーディングスタッフの使い方と選び方をチェックしていきましょう!
ウェーディングスタッフが必要なシーン
ウェーディングゲームには、たくさんの魅力がある反面、常に危険が隣り合わせです。水中の状態は分かりにくく、足元の障害物やブレイク(突然落ち込んでいる場所)に気づかず、転倒してしまうこともあります。
それでは、ウェーディングスタッフが必要なシーンを確認しておきましょう。
歩行の補助
水中には障害物やぬかるみといった、危険な要素が点在しています。このようなシーンでは、足元の状況確認や歩行補助のために、ウェーディングスタッフを活用しましょう。
特に渓流は苔が生えている場所が多く、足場が不安定なため、ウェーディングスタッフは必携です。
ブレイクの確認
ウェーディングスタッフは、前方にあるブレイクを見つけるのに重宝します。
濁りで底が見えない状況やナイトゲームでは、ブレイクの位置を特定できないため、ウェーディングスタッフを使うようにしましょう。
もちろん昼間のウェーティングであっても、活用することをおすすめします。
エイ対策
海でのウェーディングで要注意なのが、鋭い毒針を持つエイの存在。ウェーディングスタッフは前方にエイがいないか、地面を探りながら歩くのにも役立ちます。
エイ対策として用いられるエイガードと比較すると、ウェーディングスタッフは非常に安価で使いやすいこともメリット。
ただし、より安全を確保するためにも、ウェーディングスタッフとエイガードを併用するのがおすすめです。
ウェーディングスタッフの選び方
ウェーディングスタッフといっても種類は様々。選び方を知らないと持ち運びづらかったり、曲がってしまい、すぐに使えなくなってしまうこともあります。
ウェーディングスタッフを選ぶときに大切な、3つのポイントをまとめました。
携帯性
ウェーディングスタッフは分割して収納できるタイプがあります。ウェーディングとオカッパリ双方の釣りを同じ装備で楽しむときは、仕舞寸法が小さなものが便利です。
伸縮性
長さを調節できるウェーディングスタッフは、自身の体格や釣り場に応じて使えるため、使い勝手が優れています。
強度
ある程度の負荷が掛かっても曲がりづらい、高強度素材を使用しているウェーディングスタッフがおすすめ。ラフな使い方をするシーンも多く、長く使うためには強度が大切です。
おすすめのウェーディングスタッフ
ここでは、数あるウェーディングスタッフの中から「価格」「強度」「携帯性」の観点から、おすすめのウェーディングスタッフを選びました。
それぞれに特徴がありますので、自分に合うウェーディングスタッフ選びの参考にしてみてください。
ゴールデンミーン GMスティック
ゴールデンミーン GMスティックは、強化アルミシャフトを採用したウェーディングスタッフです。仕舞寸法は41センチ、長さは109~135センチの間で調整可能。
シャフトの先端部はイエローゴールドカラーで視認性を向上させてあり、先端に硬質素材を使用することで、底の状況が伝わってきやすいように設計されています。
パズデザイン ウェーディングスタッフ
パズデザインのウェーディングスタッフは、カーボン素材を用いており、非常に軽いことが特徴です。仕舞寸法は約40センチで、長さは120~140センチの間で調整することが可能。
グリップ部分はEVAフォームで握りやすい形状にしており、使わない場合はカラビナでDカンに取りつけておくことが出来ます。
AXISCO ウェーディングスタッフ 6DX
AXISCOウェーディングスタッフ6DXは、全長約131センチの6本継ぎで、仕舞寸法が約25.5センチと非常にコンパクトに仕舞えるウェーディングスタッフです。
継ぎ数は多いですが、強力なゴムによってワンタッチで伸ばすことが出来ます。特に渓流でおすすめのアイテムです。
ウェーディングスタッフで安全に釣りを楽しもう!
ウェーディングや渓流の沢登りは魅力的な釣りですが、安全確保には注意しなければなりません。ウェーディングスタッフが1本あるだけで、安全に楽しむことが出来ます。
ぜひウェーディングスタッフを導入して、安全で快適な釣行をしてくださいね!