浦和レッズは25日、チームの指揮官を務めるオズワルド・オリヴェイラ監督と来季の契約を更新することで合意したと発表した。
現在67歳のオリヴェイラ監督はコリンチャンスやフルミネンセ、サンパウロといった母国ブラジルの名門クラブを率いたほか、2007年からは5シーズンにわたって鹿島アントラーズを指揮。史上初のJリーグ3連覇など、数々のタイトルをチームにもたらしていた。
そんな手腕を買われ、4月に今季開幕戦から不振に陥っていた浦和の立て直しを託されたオリヴェイラ監督。すると、明治安田生命J1リーグ第33節までで24試合の指揮を執り、10勝6分8敗で6位まで順位を押し上げている。また、天皇杯でももとスペイン代表FWフェルナンド・トーレスを擁するサガン鳥栖を撃破するなど4連勝を飾っており、準決勝までコマを進めている。
オリヴェイラ体制の続投が決まった浦和。指揮官にとって勝負の2年目で、結果を残すことができるのか。今季はまだ天皇杯のタイトルが残っているため、来季へ向けて有終の美を飾りたいところだが、果たして。