赤ちゃんの土俵入りに沸く 太田和神社 神待奉納相撲

 長崎県西海市西海町の太田和神社で23日、神待(かんまち)奉納相撲があった。小学生から大人まで約40人が熱戦を展開したほか、小学生や赤ちゃんの土俵入りもあり、見物客を沸かせた。

 地元住民でつくる太田和相撲協会(吉田猛市会長)の主催。土俵入りでは、東西に分かれた小学生力士が雲竜型と不知火型を披露した。

 赤ちゃんは0歳と1歳の計12人が参加。この日のために赤ちゃんを連れて帰省した夫婦もいて、宮相撲最高位の大関「7代 竹の本」の久保田雅洋さん(46)が1人ずつ抱きかかえて四股を踏んだ。泣きだしたり、眠ったまま起きなかったりする赤ちゃんのしぐさが会場を和ませた。

 相撲協会の女性らによるちゃんこ鍋の振る舞いもあった。

大関「竹の本」と一緒に土俵入りする赤ちゃん=西海市、太田和神社

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