<レスリング>ロシア協会とUWWが合意…来年の男子フリースタイルW杯のロシア開催

今年4月に米国で行われた男子フリースタイルのワールドカップ=撮影・保高幸子

 ロシア・レスリング協会のホームページは11月26日、来年の男子フリースタイル・ワールドカップ(W杯)のヤクーツク開催に関し、ロシア協会と世界レスリング連盟(UWW)が合意に達したことを報じた。期間は3月15日(金)~18日(月)で、4日間かけてやるかどうかは不明。

 正式には、12月17日にセルビア・ベオグラードで行われるUWWテクニカル委員会で決定されたあと、発表されるという。

 ヤクーツクは北緯62度にあるシベリアの都市で(稚内は北緯45度)、3月の日中の平均気温はマイナス21度。毎年秋には「ドミトリ・コーキン国際大会」を開催しており、今年9月にも樋口黎選手(日体大助手)らが参加している。

 ロシアで男子フリースタイルのW杯が開催されるのは、2011年以来5回目。昨年の米国大会は、ロシアは出場資格があったにもかかわらずビザの問題で出場を取りやめていた。来年の出場資格国は、ロシア、米国、ジョージア、キューバ、日本、イラン、モンゴル、トルコの8ヶ国。

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