般若心経を音楽に乗せて 「U30のコンパス+」

僧侶がスタンドマイクに向かう。「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃーはらみったーしんぎょう)…」。一拍おいて、ギターの音が響く。続く読経が心地よく音楽にのる。 松山市のお寺でライブをしたのは、江戸時代から続く海禅寺(かいぜんじ)(愛媛県今治市)の副住職薬師寺寛邦(やくしじ・かんほう)さん(39)。後継ぎとして住職である父の手伝いをしながら、音楽活動を続けている。

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