鋳造工学会関西支部、工業高校生対象に「いもの教室」

 日本鋳造工学会関西支部は、23日に工業高校の生徒を対象とした「いもの教室」を大阪市西淀川区の三共合金鋳造所で開催した。兵庫県立尼崎工業高校の生徒8人を含む35人が参加した。

 同教室は、日本鋳造工学会が「理系学生応援プロジェクト」として、2014年から実施しており今回が5回目。高校生が鋳造技術に関心を持ち、次代を担う若手技術者の育成につなげるのが狙い。

 参加した高校生は、大阪テクノマスターを持つ技術者や大学・試験所の教諭の指導を受けながら、模型作製から砂鋳型作製、1400度前後の鋳鉄の鋳込み、型ばらし、仕上げの各作業を実体験した。

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