アメリカ・MLSのニューヨーク・シティは現地時間の28日、スペイン代表FWダビド・ビジャがチームを退団することを発表した。
来月3日に37歳を迎えるビジャは、かつてバレンシア、バルセロナ、アトレティコ・マドリーなどで活躍した欧州有数のストライカー。
スペイン代表としても歴代最多得点記録(98試合59得点)を保有しており、2010年ワールドカップでは同国の初優勝にエースとして大きく貢献した。
2015年からは欧州を離れ、シティ・グループの1つでこの年にMLSへ新規参入したニューヨーク・シティに加入する。
シティでは2016年にMLSの最優秀選手に輝くなど、4年間で81得点26アシストという素晴らしい成績を残し、今季も14得点を決めてシティを牽引したが、チームは今月行われた東地区の準決勝でアトランタ・ユナイテッドに敗れシーズンを終えていた。
ビジャの契約は今年いっぱいで今回、正式に退団が決まった。そんな彼の新天地について、驚きの情報が出回っている。
アメリカのジャーナリストであるパブロ・マウラー氏が、ビジャの新天地はJリーグになると自身のSNS(認証マークあり)で明かしたのだ。
「確認が取れました。ビジャは1年間日本でプレーするでしょう」
これに続いてアメリカの各メディアは具体的なクラブ名を挙げ、同じシティ・グループである横浜F・マリノス入りが有力なのではないかと伝えている。
後者についてはおそらく憶測を含んでいるものの、マウラー氏はMLS公式で記事を配信するジャーナリストなだけに信憑性は高いものと思われる。
日本では現在、かつてのビジャの同僚であるアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)、フェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)がプレーしており、先日もセルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)が将来的にJリーグ入りする可能性を示唆している。
スペイン人のJ入りが相次ぐ中、同国史上最高のFWにも数えられるビジャは来年、日本でプレーすることになるのだろうか。