長与中のアイドル シバヤギの「カル」

 長崎県西彼長与町丸田郷の町立長与中(森浩司校長、539人)が飼育しているシバヤギに子どもが生まれ、生徒たちのアイドル的存在になっている。

 「文化の日」の3日、餌やりに来た梅木澤泰江副校長らが見守る中、無事に雄の赤ちゃんが誕生した。生徒から名前を募った結果、「文化(カルチャー)」にちなんで「カル」と名付けられた。

 体重約3キロになったカルは好奇心旺盛。生徒の保護者や家族、地域住民も見物に来て、愛らしい姿のとりこに。動物好き同士で友達になった生徒もおり、子ヤギが地域の縁を取り持つ“懸け橋”になっている。

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