ボルトにも劣らない?サッカー界が誇るスピードスターたち

結果としてサッカー選手としてプレーしなかったウサイン・ボルト。

だがサッカー界にボルトは必要ないかもしれない。陸上選手に転向できるほど速い5人の現役サッカー選手を紹介しよう。

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ティモ・ヴェルナー

ライプツィヒでブレイクを果たし、ドイツ代表の新しいストライカーになることが期待されるヴェルナー。

ワールドカップではフォワードとしては機能しなかったものの、そのスピードを武器にサイドを突破し、マンネリ化した攻撃に違いをもたらした。

裏のスペースへの抜け出しにおいてディフェンスを置き去りにするのが本来の持ち味なので、代表でも継続的にクラブと同じプレーができれば絶対的エースになれるはず。ドイツ代表復活のキーパーソンだ。

デアンドレ・イェドリン

アメリカ代表の右サイドバックは2014年のブラジルワールドカップでの活躍を認められ、翌シーズンよりトッテナムに移籍。2016年からはニューカッスルでプレーしており、現在に至る。

足の速さを活かしたカバーや積極的なオーバーラップが売りだが、身体能力型サイドバックにありがちであるクロスの精度問題を抱えている。

スピードは圧倒的なのでもう一つ強みができれば世界的なサイドバックに成長できるはずだ。

アダマ・トラオレ

トラオレはバルセロナのカンテラで育成されたマリ系スペイン人選手だ。

トップチームでは結果を残せず、2015年よりイングランドに活躍の場を移し、今季移籍したウルヴァーハンプトンでは主力として活躍している。

典型的なドリブルお化けであり、サイドで強引に仕掛けるのだが、足が速すぎて突破できてしまうという恐ろしいスピードアタッカーである。

若さゆえか球離れがやや悪いのが玉に瑕であり、それもバルセロナに残れなかった理由なのかもしれない。

オリヴァー・バーク

バークは古豪ノッティンガム・フォレストでデビューした21歳だ。

スコットランド人ながら2016-17シーズンにはブンデスリーガに挑戦、好調だったライプツィヒで1年プレーした。現在はWBAに所属している。

足が非常に速いのに加え、190cm近い大柄な身体を持ち、フィジカル的にはすでに完成されている選手である。

その特徴から若手時代のベイルにたとえられることもあり、今は荒削りではあるものの、その身体能力に技術が伴えば同じレベルまで上っていけるだろう。

レオン・ベイリー

ベイリーはまだ21歳ながら昨シーズンはレヴァークーゼンでリーグ9得点を記録しブレイク、オフにはビッククラブが争奪戦を繰り広げた。

ジャマイカ出身ではあるが、代表においてどの国を選択するか未だ決まっておらず、大きな注目を集めている。

同じくジャマイカ人であるボルトが彼のスピードを自分自身に例えるという絶賛コメントを寄せており、その素質が本物であることが窺える。やはり足の速さは遺伝子由来ということなのだろうか。

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