豊見城市在住の比嘉宗信さんは、チヌ釣りやフカセ釣りをメインに実績を上げている釣り師。26日はアーガイ狙いで那覇の海岸に昼1時ごろから竿(さお)を出した。
コマセをまき、全誘導仕掛けで底を狙っていると1時間ほどで35センチのアーガイとイラブチャーを連発。本命が釣れて喜んだが、その後はアタリは無くなった。
よく見ると海面下に3匹のカーエーらしき魚影を発見。仕掛けを半誘導に変えて3投目、カーエー特有の繊細なアタリにアワセを入れたら、竿をひったくるような引きで左に走った。針2号、ハリス2号と細仕掛けなので無理はできない。ドラグを効かせ、引きに合わせて堤防の上を移動しながら強烈な引きに耐えていると、今度は右に向かって走りだした。合わせて移動しながら慎重にやり取りをして、5分ほどで足下まで寄せることができた。
今度は消波ブロックに逃げ込み最後の抵抗をする。竿をためて耐え、ブロックの中から引き出すことに成功。これが46センチ、1・81キロのカーエーで、その後38センチのカーエーを追加して、この日の釣りを終えた。
18日、平安座漁港を会場にGFG沖縄親睦ファミリー釣り大会が開催された。17家族64名が参加して親子の絆を深めた。
▽1位 赤嶺ファミリー(1.35キロ)
▽2位 仲村ファミリー(1.00キロ)
▽3位 知念ファミリー(0.88キロ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)