富山で1センチのひょうを観測 北陸はあすにかけ、雷雨に警戒

ひょうが観測された14時35分の富山市石坂周辺の雨の様子 出典:気象庁

 30日朝から北陸の広い範囲に、日本海から雪雲が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となり、発達した積乱雲が局地的に発生している。富山地方気象台では午後2時35分頃から、直径1センチのひょうが観測された。富山地方気象台の職員によると「パラパラと音を立て15分くらい降っていた」という。

1日朝の発雷確率

 富山県富山市では朝から不安定な天気となり、午後3時までの1時間に4.5ミリが降っている。県内全域に雷注意報が発表されている。あすにかけて、北陸の広い範囲で天気の急変に警戒が必要だ。

【ひょうとあられの違い】
直径約2~5ミリメートルのものが「あられ」。「あられ」が直径5ミリ以上のになると、「ひょう」と呼ばれます。

(気象予報士・崎濱綾子)

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