12月はもっともランカーシーバスが狙いやすい!?シーズンに追い込みをかけるなら今! いよいよ寒さも本格化する12月。もうシーズンは終わりか……と思っていませんか?いえいえ、ランカー狙いなら12月のほうが狙いやすい状況もあるのです。

ランカー狙いなら12月!?

12月を迎え、いよいよ冬が到来。

「寒くなってきたし、そろそろシーバスのシーズンも終わりか……」と思っていませんか?

いえいえ、12月こそランカーハンティングに最適なシーズンなのです。

12月=産卵直前の荒食い!

秋は荒食いシーズンだといわれますが、12月になってもその傾向は色濃く残ります。

秋と違うのは、産卵直前の大型がターゲットということでしょうか。

その際に重要なのは、彼らが産卵へ向かう旅の途中に捕食をする箇所や条件を知っておくこと。

今回は12月にランカーシーバスを狙い撃つために必要な、“3つのキーワード”について見ていきます。

次ページ:秋とは違うポイント選びが必要!?

キーワード①:湾口

読んで字のごとく、湾の出入り口となる湾口。

産卵前・産卵後に必ずシーバスが通過する場所といってもいいでしょう。

湾の出入り口は半島・岬などが該当するケースも多いため、お近くのエリアに存在しないか探してみましょう!

秋に良かった場所は一旦忘れた方がいい?

シーバスの産卵期は12~2月頃だといわれています。

つまり、季節の移り変わりにつれて産卵場となる沖側へと移動をしてしまうのです。

秋に良かった場所で全く釣れないことも多くなるため、考え方をリセットしてしまうのも一つの手ですよ!

注目すべきポイント

湾口に近いサーフ・磯・河口・港内は必ず抑えておきましょう。

ベイトフィッシュを追い込みやすく、ひとたび群れが入ると爆釣なんてことも珍しくありません。

ポイントは毎年同じような時期に釣れ始めるということ。

昨年だけでなく一昨年の状況など、過去をさかのぼりながら時期を見計らいましょう!

次ページ:抑えるべきベイトパターン

キーワード②:大型のベイトフィッシュ

シーバス釣りにおいて最も重要な要素であるベイトフィッシュ。

全国共通ではありませんが、12月に盛り上がるパターンを知っておいて損はありません!

コノシロパターン

12月のビッグイベントであるコノシロパターン

30センチほどのコノシロを捕食しているケースもあり、釣れるのは大型ばかりということも。

コノシロの個体数が多い場合、ルアーに見向きもしない・ルアーにベイト引っかかって釣りにならない……ということが多発します。

そういった場合は、あえてベイトボールのレンジを外してルアーを泳がせてみましょう!

ハタハタパターン

日本海の冬を象徴するハタハタパターン。

産卵のために接岸する15~20センチ前後のハタハタがベイトとなり、釣れるシーバスも大型であることが多いのです。

荒れた日に成立しやすいパターンではありますが、決して無理は禁物です。

波の状況は必ず確認し、無理のない釣行を心がけましょう。

次ページ:1投1匹でランカーも!?

キーワード③:ボートシーバス

ボートシーバス最盛期! というと語弊がありますが、まだまだ盛り上がりを見せるのが12月。

年末になるにつれて落ち着きを見せますが、東京湾名物のランカー便などは要チェックですよ!

ボートならではの豪快な釣り!

12月のボートシーバスはコノシロの群れ・産卵ルートにてランカーシーバスを狙うことが多く、その釣り方が実に豪快なのです。

ビッグベイトや大型のミノーを使用、さらに釣れる魚はランカー揃い。1投1匹で80アップが連発することもあるのだとか。

シーバスアングラーが夢に見るような釣り方で釣り収め! というのも良いかもしれませんね。

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今年の釣りを有終の美で飾る!

シーバスアングラーにとってランカーは憧れのような存在。

年内を有終の美で飾るべく、シーズン最後の追い込みをしてみませんか!

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