【ブンデスリーガ】移籍発言に揺れる香川…ドルトムントSDは理解を示す

香川はこのまま移籍となるのだろうか

先日の取材でスペイン移籍を希望したボルシア・ドルトムント所属の日本代表MF香川真司。現状に不満を感じているのは明らかだが、ドルトムントのスポーツディレクターのミヒャエル・ツォルク氏は香川の言動に理解を示した。

リュシアン・ファーブル新体制の下で、香川はプレー時間を極端に減らしている。完全にターンオーバー要員となっており、ブンデスリーガでの出場はわずか1試合に留まっている。ポジティブでない状況で日本メディアの取材を受けた香川は、スペインのラ・リーガに移籍することを考えていると発言。ドルトムントでのキャリアは終焉を迎えたと大きな話題になった。

カンファレンスに出席したツォルクSDは香川のコメントを受けて「彼の不満は理解できる」と言及した。「香川はドルトムントで高く評価されてきた選手だ。彼はブンデスリーガを勝ち取ったからね。リュシアンと私はサッカー選手だったからプレーできない時は幸せではなかったよ。それは簡単に解決できるものではなかった。彼がこの状況に不満を漏らすのは正当な事だ。シーズンの折り返しの時に彼とは話し合いの場を設けるだろう」。

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