MMにウェスティンホテル建設へ 商業施設なども設置

 積水ハウス(大阪府)は30日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区の44街区に外資系の「ウェスティンホテル横浜(The Westin Yokohama)」を建設すると発表した。

 同社が事業主としてプロジェクトマネジメントを行い、運営は米国のマリオット・インターナショナルが行う。マリオットは約40カ国で200軒以上のホテルを展開しているが、横浜エリアに進出するのは初めて。

 多くの外資系企業も集積しつつある同地区で、外国人ビジネス客や訪日外国人客(インバウンド)など、多様化する宿泊需要に対応する。

 地上24階建てで、総客室数は373室。レストランやバンケット、スパ、フィットネスのほか商業施設なども設置する。また、別会社の運営で建物内に長期滞在型の客室201室を設ける予定。

 2019年10月に着工し、22年5月開業予定。投資額は333億6800万円。

「ウェスティンホテル横浜」の完成予想イメージ(積水ハウス提供)

© 株式会社神奈川新聞社