ノイアーは衰えたのか 「バイエルンには頼れるGKが必要。彼には頼れない」

バイエルンのノイアー photo/Getty Images

チャンピオンズリーグでは無事にグループステージ突破を決めたものの、バイエルンは今もリーグ戦での苦戦が続いている。前節もデュッセルドルフと3-3で引き分けており、このままドルトムントに独走を許してしまいそうな気配だ。

問題は失点の多さだ。バイエルンはブンデスリーガ全体で見ても被シュート本数は少ないのだが、失点は17もある。英『90min』が批判したのは、GKマヌエル・ノイアーのパフォーマンスだ。ノイアーはロシアワールドカップの頃よりトップパフォーマンスではないと指摘されていたが、今も不安定な部分がある。失点はGKだけの責任ではないものの、数シーズン前までの圧倒的な存在感がなくなってきているのは事実だろう。

もちろんノイアーが復活する可能性もあるが、同メディアはノイアーに代わる守護神を獲得すべきだと主張している。もう世界最高のGKではなくなったと見ているのだ。

「バイエルンはノイアーを移籍させる時だ。18歳のクリスティアン・フリュヒトルを守護神にするのは早すぎるため、バイエルンは移籍市場で動かなければならない。バイエルンには頼れるGKが必要で、ノイアーはもう頼れない。彼はクラブを去る時だ」

かなり大胆な意見ではあるものの、ノイアーからポジションを奪えるだけの実力を持った選手の獲得に動くのは悪い案ではない。これまでの実績からノイアーはドイツ代表でもバイエルンでも絶対的な存在となっているが、冷静にパフォーマンスのみで判断すべき時なのかもしれない。

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