Jリーグに来ない?「20代のフリーエージェント選手」TOP10

2018年のJリーグも昇降格プレーオフを除いて終了し、各クラブは来季に向けてのチーム構成をスタートさせている。

そこで今回は現在フリーエージェントになっている20代の選手を特集してみよう。『Transfermarkt』の市場価値でTOP10を抽出してみたぞ。

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10位:マールコー・フターチュ (ハンガリー / FW)

年齢:28歳

価値:135万ユーロ(1.74億円)

196cmという巨体を持つハンガリー人ストライカー。2016年から所属していたハイデュク・スプリトでは37試合で20得点を決め、レベルの高さを見せつけたものの、怪我の影響もあってチームを離れている。

先月のインタビューでは「もう膝は万全だ、またプレーしたい!」と意欲を見せており、MTKブダペストでトレーニングをしながらクラブを探しているとのことだ。

8位:デニス・ディークマイアー(ドイツ / DF)

年齢:29歳

値:150万ユーロ(1.93億円)

昨季はハンブルガーSVで酒井高徳や伊藤達哉とともにプレーしていた右サイドバック。188cmという巨体を持ったディークマイアーは、契約交渉が不調に終わったことでチームを離れている。

トルコのベシクタシュ移籍の噂があったが、それはすでに消滅している。今はケルン付近で個別練習をしているが、具体的なオファーはまだないという。

8位:フロランタン・ポグバ(ギニア / DF)

年齢:28歳

価値:150万ユーロ(1.93億円)

左利きの巨漢DF。センターバックとサイドバックをこなし、そのフィジカル能力とキックのパワーで活躍してきた。そしてもちろん、あのポール・ポグバの実の兄でもある。

先月はハンガリーのフェレンツバローシでトライアルを受けたと発表されている。ACミランからも関心があると言われているが。

6位:ジェリー・ムバコグ(ナイジェリア / FW)

年齢:26歳

価値:200万ユーロ(2.57億円)

トップリーグでの実績は乏しいものの、イタリアの下部リーグでは活躍を見せたナイジェリア人FW。190cmの体格を備え、一時は「ニュードログバ」とも呼ばれた身体能力豊かなストライカーだ。

今夏はリーズへの移籍が決まりかけたが、それがおじゃんに。その後所属していたカルピとの契約は解除され、フリーエージェントになっている。

6位:ヤン・キルヒホフ(ドイツ / MF)

年齢:28歳

価値:200万ユーロ(2.57億円)

バイエルン・ミュンヘンにも所属していたことで知られる195cmの巨漢DF。2016年にイングランドへ来てからはサンダーランドとボルトンでプレーしたが、今夏契約が満了となっている。

先日はアメリカのミネソタ・ユナイテッドでトライアルを受けていたそうだが…。

5位:フィデル・マルディネス(エクアドル / FW)

年齢:28歳

価値:230万ユーロ(2.96億円)

「エクアドルのネイマール」とも呼ばれた才能豊かなアタッカーは、2014年W杯と2度のコパ・アメリカに出場。30capを持っている有力選手だが、今年は怪我にも苦しんだためか、まだ来年のクラブが決まっていない。

いくつかのオファーを受けていると語っており、母国のリーガ・デ・キトやバルセロナSCが獲得を狙っていると伝えられるが…。

3位:フィリップ・ヴォルシャイト(ドイツ / DF)

年齢:29歳

価値:250万ユーロ(3.21億円)

レヴァークーゼン時代にドイツ代表でプレーした経験を持っているDF。194cmの身長を持ち、かつては次なるメルテザッカーだと評価された。

ストークでは不調に苦しみ、ヴォルフスブルクでは病気に、昨季のメスでは怪我に悩んだ。しかし現在はドイツのフットサル選手権に出場するなど回復を見せており、現役続行に意欲もあるようだ。「中国や中東には行かない」とも話していたが、日本ならどうか?

3位:ラシナ・トラオレ(コートジボワール / FW)

年齢:28歳

価値:250万ユーロ(3.21億円)

現代のサッカーでは珍しい身長2m超えのストライカーだ。コートジボワール代表でも一時重要な存在だったが、昨季限りでモナコを退団してからは所属クラブがない。

ガラタサライ(トルコ)やレフスキ・ソフィア(ブルガリア)に移籍するという噂があったが、具体的な動きには繋がっていない。Jリーグに来れば怖い存在になりそうだが…。

2位:ディエゴ・ポレンタ(ウルグアイ / DF)

年齢:26歳

価値:275万ユーロ(3.53億円)

ジェノアの下部組織で育ったウルグアイ人DFで、センターバックとサイドバックをこなす。185cmの体格を持ち、2016年にはウルグアイ代表にも選出されている。

今夏ナシオナル・モンテビデオを退団してからはアトラス、アル・イティハド、リーズなどと噂に。ACミランが獲得を考えているとも言われるが…。

1位:ディディエ・エンドング(ガボン / MF)

年齢:24歳

価値:800万ユーロ(10.28億円)

サンダーランドで9月に契約解除されてから去就が不透明な状況となっているガボン期待の若手ボランチ。

今は自分が設立した地元のクラブで練習しているそう。ロシアのロストフやウェールズのクラブと契約に近づいたとのことだが、獲得するには400万ユーロ(およそ5.1億円)をサンダーランドに支払わなければならない(契約解除時の条項の影響で)らしく…。現実的に言えばフリーエージェントとは言い難いかも。

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