きょう(月)は西から雨雲が広がる見込み。ただ、全国的に気温は高めで、晴れ間の出る北日本では日差しにぬくもりを感じられそうだ。
週の前半は気温が高めとなり10月並みとなる所もあるが、次第に本格的な寒気が東日本や西日本にも流れ込む見込み。週末は真冬並みの寒さが予想され、気温の変動が大きい一週間となる。金曜日ごろから日本海側は広く雪となり、北陸や西日本の日本海側も初雪となる所がありそうだ。
西から雨雲広がる
きょうは湿った空気の影響で、西から雨の範囲が広がる見込み。午前5時現在、西日本を中心にまとまった雨雲がかかっていて、この後は北陸や東海も広く雨となり、雷を伴って強く降る所もありそうだ。夜遅くなると、北日本の日本海側や関東にも雨雲がかかってくる所がある見込み。
ただ、気温はこの時季としては高く、西日本や東日本では日差しが少なくても17℃前後の所が多い予想。北日本は、日中は晴れて、日差しにぬくもりを感じられそうだ。
気温の変化大きく 週末は真冬並みの寒さ
あす(火)はさらに気温が高くなり、西日本や東日本では20℃くらいまで上がる所が多くなる。札幌も14℃など、各地で10月中旬から下旬並みの気温が予想される。ただ、北海道では水曜日頃からは寒気が流れ込んで雪の日が続き、木曜日にかけて荒れた天気となるおそれがある。
また、金曜日頃からは強い冬型の気圧配置になり、週末にかけて北日本だけでなく、東日本や西日本にも本格的な寒気が流れ込む予想。北日本や東日本の日本海側は広く雪となり、風も強まって荒れた天気となるおそれがある。また、山陰など西日本の平地でも雪となって積もる所もありそうだ。
週前半の暖かさは一転し、気温は日に日に低くなる見込み。週末は各地で真冬並みの寒さとなって、最高気温が北海道では氷点下となり、西日本や東日本の太平洋側でも10℃に届かない所がありそうだ。朝は平地でも霜の降りるような厳しい冷え込みが予想される。
気温の変化が大きい一週間となるため、冬物や暖房などの本格的な準備を済ませ、体調を崩さないように注意を心がけたい。 (気象予報士・及川藍)