2日に開催されたノース・ロンドン・ダービーで、複数の逮捕者が出る騒ぎが起きていたようだ。
プレミアリーグ第14節で、ロンドンを本拠地とするアーセナルとトッテナムがエミレーツ・スタジアムで激突。両チームともに一歩も譲らないシーソーゲームとなったが、エースであるピエール・オバメヤンの2ゴールの活躍もあり、アーセナルが4-2でトッテナムを下した。この結果、アーセナルは4位に順位を押し上げ、トッテナムは5位に転落している。
ダービーらしく今季のプレミアリーグの中でも屈指の白熱した試合が繰り広げられたが、その陰でサポーターによる不適切な行為が発覚。英『BBC』など複数のメディアによると、10分にオバメヤンのPKで先制に成功したアーセナルだが、その際に感情的になった一部のトッテナムサポーターがピッチに様々なものを投げ入れていたとのこと。中には人種差別行為ともとれるバナナの皮などもあったようで、同メディアは「バナナを投げたトッテナムファンが逮捕」と大きく取り上げている。なお、試合中に発煙筒を焚いていたアーセナルサポーター2名も含めて、少なくともこの試合で6名以上が逮捕されたようだ。
当時バルセロナに所属していたDFダニエウ・アウベスに対して、サポーターからバナナが投げ込まれ、人種差別行為として大きな話題となった過去などもある。今後の調査で、当事者だけでなくトッテナムに対しても何かしらの処分が下されるかもしれない。