2020年東京五輪・パラリンピックの準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のジョン・コーツ委員長らが3日、野球とソフトボールの試合会場となる横浜スタジアム(横浜市中区)を視察した。林文子横浜市長や元プロ野球選手の三浦大輔さんらとともに大規模改修の様子を見て回った。
スタジアムを訪れたのは他に、大会組織委員会の森喜朗会長ら関係者約85人。松本研横浜市会議長、横浜DeNAベイスターズの南場智子オーナーや岡村信悟社長、08年北京五輪ソフトボール金メダリストの山田恵里選手、ベイスターズの石田健大、山崎康晃両投手らも出迎えた。
増席工事の概要などを、岡村社長が説明。コーツ委員長は五輪への対応に感謝したという。
終了後、市長は「大変気に入っていただいたとの感触を持っている。市として(五輪を)盛り上げていきたい」、04年アテネ五輪で銅メダルを獲得した三浦さんは「あの興奮を横浜スタジアムで見ることができると思うと、楽しみで仕方ない」と話した。