所属するレアル・マドリードとスペイン代表でキャプテンを務めるセルヒオ・ラモス。同クラブをCL3連覇に導くなど、世界最高峰のDFとしての地位を確立している。そんな彼が残した数々の記録を見てみよう。
①「得点」記録
セルヒオ・ラモスはDFながら多くの得点を記録しており、点の取れるDFとして知られている。
・ラ・リーガにおいて15年連続得点を記録(DFの選手として最長記録)
・CLにおいて、異なる2つの決勝で得点を記録した史上5人目(DFとして初)の選手
・2014年のクラブW杯で得点王(DFとして初)
・クラブ通算で(セビージャ時代を含めて)80得点。代表を合わせると現在97得点であり、100得点が 目前である。DFの選手としては異例の得点数である。
②「出場」記録
・これまでに代表戦162試合出場している。スペインでこの記録を上回るのはGKのカシージャス(167試合)のみであり、フィールドプレーヤーでは同国最多試合出場記録である。カシージャスの記録を更新するのは時間の問題だ。
・レアルでの公式戦581試合出場は歴代7位である(1位はラウールの741試合)。DFの選手に限ると3番目の数字である。
③「警告」「退場」記録
カードコレクターとして有名な彼は、2つの「歴代最多」の記録を持っている。
・CLの通算イエローカードが38枚は、スコールズの36枚を抜き、歴代最多である。
・昨シーズン、リーガ通算19回目の退場が、歴代最多退場記録となった。レアル加入以来公式戦24回の退場を記録している。
・スペイン『アス』によると、代表戦も含めると160枚以上のイエローカードをもらっている。
④「ベストイレブン選出」記録
出典: https://www.gettyimages.co.jp/detail/ニュース写真/champions-league-defender-of-the-season-award-winner-sergio-ニュース写真/1025314844
・リーガ最優秀DF4回
・UEFAベストイレブン7回(DF歴代最多)
・FIFAワールドイレブン9回(DF歴代最多)
・CL最優秀DF2回
セルヒオラモスは今後も多くの記録を更新し続けるだろう。彼のプレーや言動もさることながら、「記録」にも着目して、見届けたい。