ゴッツンバイブについて
ゴッツンバイブはインクスレーベルから販売されているメタルバイブレーション。メタルバイブとしては珍しく根魚をターゲットに設計されており、根掛かり回避性能の高さと抜群のボトム感度でタイトにアプローチできるルアーです。
7グラムと14グラムのウエイトが展開されているノーマルモデルと、4.3グラムのやや小型のライトモデルの2種類をラインナップ。対象魚やフィールドに合わせた使い分けが可能です。
根魚が反応する「フォール姿勢」に拘ったメタルバイブ
ゴッツンバイブ最大のキモとも言えるのがフォール姿勢。既存のメタルバイブはスパイラルフォールをするものが多い中、ゴッツンバイブは頭下がり姿勢でまっすぐフォールします。一見するとアピール力に欠けそうですが、上から落ちてくるものを視覚で追って捕食する習性をもつ根魚に見切らせる事無く、しっかり追わせてバイトへ持ち込ませる事ができるのです。
メタルバイブというとリトリーブによる横の釣りが中心になりますが、ゴッツンバイブはフォールを中心としたピンポイントのアプローチも得意なメタルバイブと言えるでしょう。
ボトム感度の高い設計で根掛かりを回避
ゴッツンバイブは根魚がつきやすいハードボトムに対してタイトにアプローチするため、ヘッドの鉄板エッジを剥き出しにすることでボトム感度を高めています。これによりボトムタッチが高感度で伝わるため、ロッドワークで根掛かりを回避しやすくなっているのです。
また、ボトムコンタクト時に高音サウンドも発生するため、水底への落下音に反応する根魚に対して抜群の効果を発揮します。
4つのラインアイで多彩な使い方が可能
ゴッツンバイブには合計で4つのラインアイが設定され、状況やターゲットに合わせてさまざまな使い方が可能です。一番ヘッド寄りのアイは高速巻きでも姿勢を崩さずリーリングを中心とした釣りに最適。逆にテール寄りアイはメタルバイブとしては極端とも言える逆立ち姿勢になるため、バーチカルにボトムを攻める釣り方に適しています。
ゴッツンバイブのバリエーション
ゴッツンバイブはカサゴ（ガシラ）やハタ類などを狙ったオリジナルモデルと、メバル・アジなどのライトゲーム向けのタイニーモデルの2種類をラインナップ。単純なウエイトやサイズ感の違いだけでなく、それぞれのターゲットに合わせたレオン氏のこだわり設計も魅力の一つです。
ゴッツンバイブ
ゴッツンバイブのオリジナルモデル。7、14グラムの2種類のウエイトと合計8種類のカラーラインナップが展開されています。タイニーに比べるとウエイトが重めであるため遠投性能が高く、沖目のポイントや深場のエリアを探る際にもおすすめ。リーリングアクションに反応が良いハタ類などもターゲットに想定したモデルです。
ゴッツンバイブ タイニー
ダウンサイズ版のタイニーモデル。4.3グラムという絶妙なウエイトと合計8種類のカラーラインナップ。抜群のフォール姿勢や根掛かりの回避性能の高さなどはそのままに、ターゲットとなるメバルやアジのショートバイトを確実にフッキングするための小型のトレブルフックが搭載されたライトゲーム専用モデルです。
ゴッツンバイブの使い方
ゴッツンバイブはそれぞれの対象魚やフィールドにに合わせてさまざまな使い方ができる点も魅力の一つ。通常のメタルバイブに比べてハードボトムにもタイトのアプローチができることや、フォール姿勢が良いためただ巻き以外の使い方も可能です。ここではそんなゴッツンバイブの使い方について見ていきます。通常のメタルバイブとは異なる使い方もできるためはじめて使う方は要チェックです！
ただ巻き
ゴッツンバイブはセッティングするアイの位置によってあらゆるリトリーブスピードに対応しているため、対象魚のレンジや活性に合わせた細かい使い分けが可能です。主にハタ系に効果的な使い方とされていますが、メバリングやアジングで広範囲から魚を素早く探したいシチュエーションにもおすすめです。
リフト&フォール
ボトムの釣りを意識した設計はリフト＆フォールアクションでその能力を発揮します。ストラクチャーに対してピンポイントに攻めたい状況はもちろん、根魚のついているレンジを探りたい状況などにも効果的です。ただ巻き同様、ハタ系やライトゲームにも使えるアプローチですが、ウエイトの軽いモデルを使ったスローなフォールアクションはソイ系の魚にもにも効果的です。
根魚狙いなら持っていくべきメタルバイブレーション
ゴッツンバイブはソルトルアー用メタルバイブの中でも珍しい根魚専用モデル。ボトムでの根掛かり回避能力はもちろん、フォール姿勢の改善やサウンドでのアピールなど、その細かい設計は根魚を知り尽くしたレオン氏だからこそできるこだわりです。根魚に対してメタルバイブを使うアングラーはまだまだ少ないですが、はじめて使う方にもぴったりのおすすめのアイテムです。
