殺人未遂容疑で自称会社役員逮捕 横浜・栄区の男性刺傷事件

 横浜市栄区の路上で男性が刺されて重傷を負った事件で、栄署は5日、殺人未遂の疑いで、横須賀市追浜本町2丁目、自称会社役員の男(55)を逮捕した。

 逮捕容疑は11月29日午前5時50分ごろ、横浜市栄区飯島町の路上で、同区に住む会社経営の男性(24)の胸を刃物で刺して殺害しようとした、としている。調べに対し、同容疑者は「刺すつもりはなかった」などと供述している。

 署によると、同容疑者は男性と仕事上で付き合いがあったといい、トラブルの原因などを調べている。現場周辺の防犯カメラの解析などから同容疑者が浮上。5日昼ごろ、横須賀市内で署員が同容疑者を発見した。同容疑者が使用していたとみられる車両から凶器とみられる刃物が見つかった。

現場を調べる県警の捜査関係者=11月29日午前10時半ごろ、横浜市栄区飯島町

© 株式会社神奈川新聞社