アトレティコ・マドリードは現地時間5日、左足を負傷したためブラジルで手術を行ったスペイン代表FWディエゴ・コスタが、無事成功に終わったと公式サイトで発表した。復帰時期がまだ明らかになっていないが、いつカムバックを果たすかによってアトレティコの成績が大きく変わってくるかもしれない。
コスタは以前から左足に複数のケガを抱えており、万全な状態でないまま今シーズンを迎えていた。始めに左足を捻って負傷してから、第五中足骨に過度の負荷が長い間かかっていて、複数回の疲労骨折をしてしまう。最低限の治療を続けてロシアワールドカップや今季リーグ戦をこなしてきたものの、ラ・リーガ第13節バルセロナ戦終了時点で限界を迎え、ブラジルで手術を行う判断に至った。
アトレティコは手術は成功したと報告しており、今後は復帰に向けてリハビリに励むことになる。そこでカギとなるのがどのタイミングで復帰を果たすかだ。現状では3～4か月に離脱と見込まれており、チームがタイトルに直結する試合が多く行われる時期となる。2月中旬からUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントがスタートし、順当に勝ち進めば3月4月に準々決勝や準決勝を迎える。前線におけるコスタの存在は大きく、アトレティコがCL決勝戦の舞台に立つためには、同ストライカーの完全復活が求められる。
