住友電気工業は6日、大阪市中央区の住友ビルで「陸上競技関係者の入社ならびに内定の記者会見」を開催した。出席者は松本正義取締役会長、渡辺康幸陸上競技部監督および選手が小池祐貴、多田修平、永田駿斗の3氏。3氏はいずれも陸上短距離の選手。小池氏は12月1日に入社、多田・永田の両氏は来年4月に入社する。
松本会長は「3人は将来性のある素晴らしい短距離ランナーたちで、日本の陸上競技界をレベルアップしてくれる存在だ。ご支援をお願いしたい」と挨拶した。
住友電工陸上競技部は1928年、住友グループ企業対抗の運動大会への参加を契機にチームを発足。2012年に同好会から会社直轄の競技部に昇格、15年に全日本実業団対抗陸上競技選手権大会で初の総合優勝を果たした。選手は22人が在籍している。
住友電工は社会貢献の一環としてスポーツ支援活動を通じたスポーツ界の発展や地域社会への貢献を目指している。「世界に羽ばたき、世界のトップで戦える選手を育成する」ことを目標に、陸上競技のアスリート支援に取り組んでいる。