2018年も残り20日ほどになった。年が明けた来年2019年には、FIFA女子ワールドカップも行われる。
そうした中、英紙『Guardian』は「2018年女子サッカー選手ベスト100」を発表していた。
なでしこジャパンこと日本女子代表から選ばれたのは…。
18位 熊谷 紗希(リヨンMF)
62位 岩渕 真奈(INAC神戸レオネッサFW)
女子バロンドール候補にもノミネートされた、なでしこの主将である熊谷がアジア人トップの18位に!(前年は23位)
『Guardian』
「熊谷 紗希:
守備的MFはふさわしい評価を必ずしも受けているわけではない。だが、熊谷のTOP20入りは評価の証だ。
ゲームにおいて最もクラッシーなひとりであり、MFとDFで任務を兼務できる。
無双リヨンでは常にスタメンというわけではなかったが、彼女にとって2018年の大きな成功は日本代表にあった。
代表キャプテンとして宿敵オーストラリアを撃破しアジアカップを勝ち取り、トップ選手(熊谷)にとってまたも素晴らしい年に」
『Guardian』
「岩渕 真奈:
欧州から日本に復帰し、持ち前のダイナミックなフットボールが戻ってきた。
今年の岩渕の大きな成果は代表チームとともに成し遂げたものだ。
代表戦で9ゴールをマーク。アルガルヴェ・カップで2得点を記録し、アジアカップでは準決勝の中国戦でゴールを決めて優勝に貢献した。
2得点を決めたアジアカップでは大会MVPに選出。その後、ノルウェーとの年内最終戦で2ゴールを叩き出し、今年を締めくくった。
彼女が来夏のフランス(W杯)で見るべき選手であることに疑いはない」
ちなみに、熊谷が所属するリヨンは女子CLを3連覇中の最強チームであり、実に14選手がTOP100に名を連ねている。
なお、1位はヴォルフスブルクでプレーするデンマーク女子代表FWペニーレ・ハーダーだった。