今冬一番の寒気が南下

今冬一番の寒気が南下し、西高東低の冬型の気圧配置となり、日本海側の地方では雪や雨、太平洋側の地方では概ね晴れとなっています。
西日本は晴れる所が多いのですが、大陸の高気圧の張り出しは北寄りのため、九州では曇りの所が多く、南西諸島では雨となっています。
大雪の目安とされる上空約5500mで−36℃の寒気が津軽海峡まで南下し、山形県肘折では24時間に70cmを超える降雪など、日本海側では大雪となっています。
太平洋側はおおむね晴れていますが、気温はあまり上がらず、週明けはさらに厳しい寒さになることが予想されています。
各地とも、強い寒気の南下に対する警戒が必要です。

気象予報士・饒村 曜

画像について:9日午前6時の天気図と衛星画像。

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