ホンダF1ドライバー ピエール・ガスリー選手のトークショーが開催 | 子ども達に“夢を叶える方法”を語る

ホンダレーシングサンクスデー2018

ホンダのモータースポーツイベントにガスリー選手が登場

ホンダレーシングサンクスデー2018

トロロッソ・ホンダに所属するF1ドライバー ピエール・ガスリー選手のトークショーが、2018年12月9日に開催されたホンダのモータースポーツイベント「ホンダレーシングサンクスデー2018」内で行われた。

トークショーの内容は、今年の戦績の振り返りや日本のファンに向けたメッセージなど盛りだくさん。朝早くにもかかわらず多くのファンが駆けつけ、ガスリー選手の話に耳を傾けていた。

◆“F1ドライバー”という夢を叶えたガスリー選手のF1マシンを見る

ガスリー選手、2018年を振り返っての印象は?

2018年よりF1フル参戦を開始したガスリー選手。今年の戦績を振り返り「素晴らしいシーズンだった。毎日勉強することがあり、1年を通してマシンも進化した」とコメントした。マシンの進化で印象的だったこととして、シーズン途中で投入された“スペック3”のエンジンを挙げ、トロロッソとホンダによる二人三脚の開発が良い方向に進んでいることをアピールした。

日本のファンの印象について聞かれると「僕がスーパーフォーミュラに参戦していた頃から応援してくれている、素晴らしいファン。今年の日本グランプリも印象的だった」と語った。

夢を叶えるには○○と○○が必要

ホンダレーシングサンクスデー2018

また、ガスリー選手は日本の子ども達に向けて「夢を叶える秘訣」についての自論を展開した。

ガスリー選手自身も、F1ドライバーになるという子供の頃からの夢を叶えた一人。夢を実現するために重要なことは「考えることと同時に、行動に移すこと」だと説明した。「自分も小さい頃からカートに乗っていたので、その経験がレースドライバーとしてのキャリアで活きた」と語り、アクションを起こすことで夢を叶えられた実例を示した。

最終的な夢はF1チャンピオンだというガスリー選手。どのようにすれば実現できるか、今でも毎日考えているという。

彼の言葉に触発された子ども達の中から、次世代の日本人F1ドライバーが生まれるかもしれない。

[筆者/撮影:オートックワン編集部]

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