日産は2018年12月10日、同社元代表取締役会長のカルロス・ゴーン氏及び、元代表取締役のグレッグ・ケリー氏の両名が金融商品取引法違反により起訴されたことを発表した。また、併せて日産自動車も同法違反により起訴されたことを発表した。
日産自動車のコメント
「当社元代表取締役会長カルロス・ゴーン及び元代表取締役グレッグ・ケリーの両名が金融商品取引法違反(虚偽有価証券報告書提出罪)により起訴されました。
併せて、当社についても同法違反により起訴されました。当社としては、この事態を極めて重く受け止めております。
有価証券報告書に虚偽の内容を記載したことは証券市場における開示情報の信用性を大きく損なうものであり、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
当社としましては、今後、更なるガバナンスの強化に努め、企業情報の適切な開示を含め、コンプライアンスを遵守した経営に努めてまいる所存であります。」