MSNの領域に近づける? バルサで期待が集まる『MSD』の大爆発

エスパニョール戦で得点決めたデンベレ、スアレス photo/Getty Images

8日にリーガ・エスパニョーラ第15節でエスパニョールと対戦したバルセロナでは、フリーキックを2本も沈めたFWリオネル・メッシが話題の中心となっている。メッシはバロンドールのトップ3からも漏れていたため、余計にこのフリーキック2発が騒がれることになった。

しかしスペイン『MARCA』は、忘れてはいけないこととしてMSDの爆発を取り上げている。MSDとはメッシ、ルイス・スアレス、ウスマン・デンベレの3人で構成される前線ユニットのことだ。ネイマールがいた頃はMSNのユニットが大ブレイクしたが、今のバルセロナにはこのMSDがある。

エスパニョール戦ではデンベレ、スアレスも得点を決めており、MSDが揃って得点を記録したのは8-2で勝利した9月のウエスカ戦以来となる。特に注目したいのがデンベレで、私生活に問題はあるものの能力は高い。この試合も得点以外にチャンスメイクでも貢献しており、同メディアもMSNを思わせるものがあったと評価する。

スアレス、メッシは以前から得点を量産しているため、MSDはデンベレの出来次第だ。まだネイマールと比較することはできないが、デンベレに私生活の落ち着きとピッチ上での一貫性さえ身につけばMSN級のユニットになる可能性も0ではないだろう。

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