長崎県職員にボーナス 一般職平均88万円 昨冬比1・57%増

 長崎県内の官公庁で10日、民間のボーナスに当たる期末・勤勉手当が支給された。県は一般職員や県議ら2万1250人に総額約183億4622万円を支給。一般職1人当たりは昨冬比1・57%増の88万3874円(平均年齢44歳4月)だった。

 一般職の増額は、人事委員会勧告により手当の支給月数が0・05月分増えたため。知事は同1・47%増の283万6418円で、国家公務員の指定職の改定状況を踏まえた。議長と副議長を除く県議1人当たりの支給額は同6・81%増の200万1千円。

他の主な県内官公庁などのトップの支給額は次の通り。

溝口芙美雄県議会議長=247万6237円
田上富久長崎市長=234万5843円
朝長則男佐世保市長=219万60円
田口直樹長崎地裁所長=270万1381円
菊地聡海自佐世保地方総監=261万3460円
河野茂長崎大学長=265万3067円

國枝治男県警本部長、仁田良行長崎地検検事正はいずれも「個人情報」を理由に非公表。

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