いよいよ本日、アジアカップ2019の日本代表メンバー23名が発表される。
各メディアではここ数日、いや早いところでは先月行われたキルギス戦の直後から23名の顔ぶれを予想していたが、遅まきながら筆者も触発されて挑戦してみた。
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選出した理由や候補者などを交えながら、ポジションごとに紹介していこう。
GK
〇 東口 順昭(W杯メンバー)
〇 権田 修一
〇 シュミット・ダニエル
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中村航輔(W杯メンバー)
川島永嗣(W杯メンバー)
まずはGKから。
今夏のワールドカップは川島が守護神を務めたが、大会後は35歳という年齢もあり呼ばれず。森保監督は東口を筆頭に、権田、シュミット・ダニエルの3人をローテーション的に起用した。その3人でサプライズなしと見る。
本来であれば二度の脳震盪から復活した中村航輔もここに入って然るべきだが、柏が降格したこのタイミングでの代表復帰はおそらく難しい。
また、個人的にはU-19代表の大型GK谷晃生に期待しており、将来を見据えて3番手に入れてほしいところ。しかし、この年末にブラジル遠征するU-19代表に選ばれたためこちらも厳しい(当然か)。
一方、東口で決まりかと思われた正GK争いについては、シュミット・ダニエルがベネズエラとのデビュー戦で安定感を見せたこともあり、どうなるか全く分からなくなった。
DF
センターバック
〇 吉田 麻也(W杯メンバー)
〇 槙野 智章(W杯メンバー)
〇 冨安 健洋
〇 三浦 弦太
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昌子 源(W杯メンバー)
植田 直通(W杯メンバー)
右サイドバック
〇 酒井 宏樹(W杯メンバー)
〇 室屋 成
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西 大伍
塩谷 司
左サイドバック
〇 長友 佑都(W杯メンバー)
〇 佐々木 翔
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山中 亮輔
車屋 紳太郎
DF陣で一番の注目はワールドカップで吉田と組んだ昌子源が復帰するかどうかだろう。
吉田、槙野の二人は確定で、東京五輪世代の冨安についても森保監督が「各世代の融合」を掲げていることもあり、選出の可能性が高い。
残り1枠を三浦、植田、そして負傷明けの昌子が争うものと考えたが、出場した試合でしっかり結果を残した三浦が選ばれるのではないか。
ちなみに4枠とした理由については、森保監督が3バックを採用する可能性もゼロではないものの、他のポジションにセンターバックでプレーすることが可能な選手もおり、1枠を余分に使わないものとした。
右サイドバックは迷わなかった。盤石の酒井は緊急時にはセンターバック、室屋も左右両サイドが可能である。国内では西大伍なども調子が良いが、この段階での初招集はないだろう。
左サイドバックの一番手は気胸から復帰したばかりだが長友で決まり。二番手は悩んだが佐々木を選出した。
彼は親善試合で必ずしも安定していなかったが、複数のポジションをこなし、3バックへの対応が可能で空中戦に強い。パワープレーの要員にもなる。
代表デビュー3分で初ゴールという離れ業を演じた山中も捨て難いが、短期決戦の大舞台で起用するのには守備面に不安がある。
MF
守備的MF
〇 遠藤 航(W杯メンバー)
〇 柴崎 岳(W杯メンバー)
〇 青山 敏弘
〇 守田 英正
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三竿 健斗
大島 僚太(W杯メンバー)
山口 蛍(W杯メンバー)
井手口 陽介
攻撃的MF
〇 中島 翔哉
〇 堂安 律
〇 原口 元気(W杯メンバー)
〇 伊東 純也
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天野 純
伊藤 達哉
香川 真司(W杯メンバー)
乾 貴士(W杯メンバー)
宇佐美 貴史(W杯メンバー)
MFは、まずは「長谷部の後継者」争いが注目されたボランチのポジション。
一歩抜け出しているのが遠藤で、柴崎もヘタフェで出番を失っているものの欠かせない。残り2つの枠を青山、守田、三竿で争うものと考えた。
選んだのは青山と守田。個人的には青山の代表でのパフォーマンスは必ずしも満足いくものではなく、外れても不思議ではない。ただ師弟関係にある森保監督が、「柴崎の代わりになるのは彼しかいない」と判断するのではないか。
守田はルーキーだが、川崎の連覇に貢献。キルギス戦のプレーぶりもよかった。ウィングバック(サイドバック)起用が可能な点も、遠藤の代役に相応しい。
左右両サイドの攻撃的MFは、堂安、中島、原口が当確。伊東については迷ったが、結果を残していることもあり選出した。
ワールドカップに出場した香川、乾、宇佐美はクラブで芳しくなく、サプライズはないだろう。
FW
〇 大迫 勇也(W杯メンバー)
〇 南野 拓実
〇 小林 悠
〇 北川航也
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浅野 拓磨
杉本 健勇
川又 堅碁
鈴木 優磨
岡崎 慎司(W杯メンバー)
武藤 嘉紀(W杯メンバー)
鎌田 大地
FWは大迫、南野が確定。残す2枠を誰が奪うか。
特に大迫の代わりは見当たらない。杉本、川又はアピールに失敗し、ワールドカップに出場した武藤もニューカッスルで1点のみ。鈴木優磨が万全なら面白かったが、怪我をしてしまった。
32歳の岡崎が復帰することも考えたが、最後に選出したのは小林だ。
小林は怪我の影響で9月以来、代表から遠ざかっているものの、中島、堂安、南野の“三銃士”が最初に機能したコスタリカ戦で1トップを務めていたのは彼であり、その実績を買った。南野の位置や中盤でも起用する点も大きい。
ちなみにプレースタイルということであれば、磐田の小川航基は大迫の代わりになる可能性を秘めるが、東京五輪候補の21歳は今季のJ1でPKでの1点のみ…これでは選べない。
残す一人を北川か、あるいは森保サッカーに理解のある浅野か、はたまたベルギーで絶好調の鎌田かで迷った。中島を南野のポジション(1.5列目)に移せると考え、左サイドをもう1人(伊藤達哉、安部裕葵など)増やすことも検討した。
熟考の末、最後に選んだのは北川だ。鎌田は現在の日本代表で馴染むのには時間がかかると考え、浅野については、タイプの被る伊藤と同時に選ばれないのではないかと判断した。
こちらが私が予想する23人だ。
GK(3人)
東口 順昭
権田 修一
シュミット・ダニエル
DF(8人)
吉田 麻也
槙野 智章
冨安 健洋
三浦 弦太
酒井 宏樹
室屋 成
長友 佑都
佐々木 翔
MF(8人)
遠藤 航
柴崎 岳
青山 敏弘
守田 英正
堂安 律
伊東 純也
中島 翔哉
原口 元気
FW(4人)
大迫 勇也
南野 拓実
小林 悠
北川 航也
あまり面白味はないかもしれないが、完全な的中を狙って手堅く選択してみた。
発表はこの後13時30分から。どのような結果になるだろうか。