ヤンキースからFAとなったマカッチェン
今オフにヤンキースからFAとなっていたアンドリュー・マカッチェン外野手が、フィリーズに移籍することが決まった。MLB公式サイトが「カッチ(マカッチェンの愛称)がフィリーズと3年契約に合意」と報じ、契約は3年5000万ドル(約56億円)になるという。
マカッチェンは昨季までパイレーツでプレーし、2013年にはナ・リーグMVPを獲得したメジャーでも屈指の外野手。オールスターにも5度出場し、WBCの米国代表にも選出されている。オフにトレードでジャイアンツへ移籍。今季途中にはヤンキースへとトレードで移籍し、2チームで155試合に出場し569打数145安打20本塁打65打点、打率.255の成績をマークした。
フィリーズは今オフ、大型補強を狙っており、同じくFAとなっているブライス・ハーパー外野手やマニー・マチャド内野手の獲得も狙っている。MLB公式サイトは「マカッチェンが加入することで、ハーパーとマチャド争奪戦からフィリーズが手を引くことにはならない。フィリーズは彼らの代理人と今週にウィンターミーティングで面談することを考えていて、彼らはハーパー本人と顔を合わせる可能性も非常に高い」としており、フィリーズはさらなる大型補強に動くことになりそうだ。(Full-Count編集部)