痴漢で2警官処分へ 巡査部長は書類送検方針 神奈川県警

 港北署生活安全課の20代の男性巡査部長が横浜市内で痴漢行為をしたとして、神奈川県警が県迷惑行為防止条例違反の疑いで捜査していることが13日、分かった。県警は近く、巡査部長を同容疑で書類送検する方針で、懲戒処分を検討している。

 関係者によると、巡査部長は10月下旬ごろ、横浜市緑区のJR中山駅で、女性の体を触った疑いが持たれている。女性の被害申告を受けて、県警が巡査部長から任意で事情を聴いていた。

 また、11月に東京都内で痴漢行為をしたとして、警視庁に摘発された瀬谷署地域課の男性巡査についても、県警は懲戒処分を検討している。

神奈川県警本部

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