UEFAチャンピオンズリーグのグループステージが終了し、ついにベスト16が出そろった。群雄割拠のグループを勝ち抜いたチームには、存在感を発揮した猛者たちが君臨。ゴールやパスなどチャンピオンズリーグを彩った4選手を紹介する。
ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)
バイエルンのレバンドフスキは6試合で6ゴールを決めるストライカーぶりを発揮した。リオネル・メッシも6ゴールと得点ランク首位タイとなっているが、コンスタントに各試合で得点を決めたレバンドフスキは、不調と言われたチームの窮地を救った。
ネイマール(パリ・サンジェルマン)
圧倒的なテクニックで、相手DFを翻弄し続けたネイマール。”死の組”グループCを首位で抜け出したパリ・サンジェルマンのエースは、32回ものドリブルを成功させ、ライバルたちを蹴散らした。次点でトッテナム・ホットスパーのルーカスとマンチェスター・シティのラヒーム・スターリングが20回だったという数字を見ると、突出した能力が窺える。
トニ・クロース(レアル・マドリード)
チームの浮き沈みの激しい調子の中で、確実に味方にパスを送り続けたのがクロースである。ドイツのゲームメーカーは6試合で実に503本のパスを通し、成功率は95.1%に到達。ミッドフィルダーで右に出るものはおらず、クロースの次に多いのはシティのエメリック・ラポルト(474本)とボルシア・ドルトムントのマヌエル・アカンジ(442本)といったセンターバックだけだ。
クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)&レアル・マドリード
ゴールの事は一旦忘れとにかくシュートを打ったのが、ロナウドとレアル・マドリードだ。サンティアゴ・ソラーリ監督率いるレアルは120本ものシュートを記録。バルセロナよりも3本(14ゴール)、シティよりも9本多いシュート(16ゴール)を放ったが、ネットを揺らしたのはその2チームよりも少なかった(12ゴール)。また今夏にレアルを去ったロナウドは、チーム最多となる28本ものシュートを披露。ゴールめがけてボールを飛ばしまくったが、枠に入ったのは1本だけだった。