死後1週間経過 平塚乳児遺体 女児でへその緒も

 平塚市唐ケ原の金目川河口で乳児の遺体が発見された事件で、平塚署は14日、司法解剖の結果、遺体は女児で死後1週間ほど経過していたとみられると発表した。腐敗などで、死因は特定できなかった。

 署によると、女児は生後間もないとみられ、身長約50センチ、体重2・4キロ。未熟児ではなく、へその緒が付いている状態だった。大きな外傷はないが、動物などにかじられた痕があった。

 遺体は13日に川岸近くでうつぶせの状態で倒れているのを男性が発見した。署は遺体が流されてきた可能性もあるとし、死体遺棄事件として捜査している。

乳児の遺体が発見された現場付近を捜索する県警の捜査員=13日午後2時20分ごろ、平塚市唐ケ原

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