横浜武道館、供用3カ月前倒し 五輪関連催しでにぎわいを

 横浜市は14日、横浜文化体育館(同市中区)の再整備事業で、サブアリーナ(横浜武道館)の供用開始を3カ月前倒しして、2020年7月とすることを明らかにした。

 同年夏の東京五輪・パラリンピックに関連したイベントにも活用できるようになる見通し。市市民局スポーツ振興課は「(同年6月の)現市庁舎移転後の関内駅周辺のにぎわいづくりにつなげたい」としている。

 サブアリーナは、現体育館近くの旧・横浜総合高校跡地に新設。地上4階建てで、1階に武道場、2階以上がアリーナとなる。今年8月に着工。基礎解体工事などが予定より早く完了したことから、供用開始時期を早めた。

 20年12月から現体育館を解体し、メーンアリーナの整備に着手する。メーンアリーナの供用開始は24年4月を予定している。

 14日開かれた市会市民・文化観光・消防委員会で、市側が説明した。

横浜市役所

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