メクル第328号 壱岐産新米 食べくらべ 一支国博物館でイベント

 壱岐(いき)市芦辺(あしべ)町の市立一支国(いきこく)博物館で11月23日、壱岐で収穫(しゅうかく)した新米の食べくらべイベントがありました。地元のお米の味を知ることと、地元で作り地元で食べる「地産地消」を体感し、食育につなげることが目的です。今年で4回目になります。
 お年よりから子どもまで100人以上がおとずれ、「つや姫(ひめ)」「にこまる」「こしひかり」の3種類の新米がふるまわれました。ほかにも壱岐の郷土(きょうど)料理「大根ゼー」や、「スパイシーおからナゲット」「鶏(とり)ガラの効(き)いた中華(ちゅうか)スープ」「いりこふりかけ」もありました。すべて壱岐産の食材と調味料を使用した料理で、来場者はみんなおいしそうに食べていました。
 市立柳田(やなぎだ)小1年の遠藤佑也(えんどうゆうや)君(6)は「お米はつや姫とこしひかりがおいしかった。野菜が大好きで大根ゼーもおいしかった。毎日食べたい」と話しました。同じ柳田小の6年、富永鈴菜(とみながれな)さん(12)は「もちもちで甘味(あまみ)があったにこまるが好きだった。母が普段(ふだん)から意識(いしき)して壱岐産の野菜を使っていると聞いてうれしかった」と、家族の愛情(あいじょう)に感謝(かんしゃ)していました。

新米を食べくらべ=壱岐市、一支国博物館

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